SSブログ

1413194391_edit.png 健康診断を受けつつ読んだ『「余命3カ月」のウソ』

40歳を越えると病院で精密健康診断を受けるようになりますが、混んでいると待ち時間が長いですよね。

先日の健康診断でも待ち時間が長かったので、本を1冊読み終えてしまいました。

その時に読んだ本が、慶応大学病院でがんの放射線治療を行っている近藤誠さんが書いた『「余命3カ月」のウソ』です。

この『「余命3カ月」のウソ』にかかれている内容は、通説とは大きく異っています。

曰く、

・がん検診が有効だという証拠は世界中どこにもない。
・がん検診は日本だけで盛んに行われている。
・がんには「本物のがん」と「がんもどき」の2種類がある。
・欧米では肺がん検診を受けた人のほうが死亡率が高かったため、肺がん検診をやめてしまった。
・抗がん剤で治るのは急性白血病、悪性リンパ腫、睾丸のがん、子宮絨毛癌の4つだけ。

たとえ検診でがんが早期発見されても、すでに1cm程度に成長している段階であり、本物のがんならすでに転移している状況で、取り除いて治った人は、じつは「がんもどき」であったのだと言います。

このような事実があるにも関わらず、無駄な検診を皆が受けているのは、医師会、製薬会社、厚生労働省などが既得権益を守ろうしているためのようです。

まずいバリウムを飲み、X線を浴びつつ、上記の内容を読んでいるのはとても複雑な心境でした。


「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)

「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)

  • 作者: 近藤 誠
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2013/04/09
  • メディア: 新書



nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。