グローバル企業の働き方
山本昇著『グローバル仕事術―ニッポン式ビジネスを変える』は、
グローバル企業における働き方の原則がよく分かる本です。
その原則とは、ボスが作成するジョブディスクリプション(職務内容記述書)と、
それに基づき部下が作成するワークプランを軸に、
ボスと部下の間で契約関係が築かれることです。
ジョブディスクリプションは、ボスが部下に対する期待を書いたもので、
人員の採用もこれに基づいて行われ、
部下はジョブディスクリプションに書かれた期待に応えれば報酬がもらえる。
ジョブディスクリプションは抽象的なものなので、
仕事の段取りやその年の重点目標、それを達成するためのアプローチなどは、
ワークプランとして部下が作成する。
そして、年度途中にワークプランの進捗状況をボスに詳細に報告することになる。
ここで「ボス」と書かれているのは、日本企業で言えば直属の上司に相当するが、
グローバル企業での「ボス」は部下に対するすべての権限と、
部下の成果や行動に対するすべての責任を持っている点が異なる。
このような仕組みで働いているため、
各人はそれぞれが戦略を持って働くことが必要となり、
また周囲の人の時間を奪わないよう、
計画に基づいた職務遂行と時間厳守が求められる。
グローバル企業での働き方を書いた本は多数あるが、
本書を読むとそれらに共通する基本原則がよく理解できます。
同じようなテーマの良書として、キャメル・ヤマモト著
『「世界標準」の仕事術 欧米・中東・アジアの企業を見てきた人事のプロが教える』
も一読をおすすめします。
グローバル企業における働き方の原則がよく分かる本です。
その原則とは、ボスが作成するジョブディスクリプション(職務内容記述書)と、
それに基づき部下が作成するワークプランを軸に、
ボスと部下の間で契約関係が築かれることです。
ジョブディスクリプションは、ボスが部下に対する期待を書いたもので、
人員の採用もこれに基づいて行われ、
部下はジョブディスクリプションに書かれた期待に応えれば報酬がもらえる。
ジョブディスクリプションは抽象的なものなので、
仕事の段取りやその年の重点目標、それを達成するためのアプローチなどは、
ワークプランとして部下が作成する。
そして、年度途中にワークプランの進捗状況をボスに詳細に報告することになる。
ここで「ボス」と書かれているのは、日本企業で言えば直属の上司に相当するが、
グローバル企業での「ボス」は部下に対するすべての権限と、
部下の成果や行動に対するすべての責任を持っている点が異なる。
このような仕組みで働いているため、
各人はそれぞれが戦略を持って働くことが必要となり、
また周囲の人の時間を奪わないよう、
計画に基づいた職務遂行と時間厳守が求められる。
グローバル企業での働き方を書いた本は多数あるが、
本書を読むとそれらに共通する基本原則がよく理解できます。
同じようなテーマの良書として、キャメル・ヤマモト著
『「世界標準」の仕事術 欧米・中東・アジアの企業を見てきた人事のプロが教える』
も一読をおすすめします。
「世界標準」の仕事術 欧米・中東・アジアの企業を見てきた人事のプロが教える
- 作者: キャメル・ヤマモト
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2011/09/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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