熱い本~『ライブハウス「ロフト」青春記』平野悠 著
久しぶりに一気呵成に読み通した本です。
『ライブハウス「ロフト」青春記』
ライブハウス新宿ロフトの店主(新宿以外にもロフトはあったみたいですが)の平野悠氏が綴る、
ライブハウス「ロフト」の歴史および70年代から80年台を中心とした日本のロックの歴史。
アウトサイダー的な位置づけであったロックが、
音楽界のメジャーシーンへと拡大していき、
その後音楽ビジネスに取り込まれていく大きな流れ。
その中で、メジャーになることなく消えていく多くの才能ある若者。
これらが渾然一体となって描かれており、
ぐいぐいと引き込まれてしまいました。
日本で初めてとも言えるライブハウス「ロフト」を立ち上げ次々と店舗を拡大し、
ロックの最前線をミュージシャンと共に引っ張ってきた様子は、
ベンチャービジネスのサクセスストーリーにも似た味わいがあります。
GoogleやFacebook関連の本を彷彿とさせるような、
初期の混乱状態から経験を積みビジネスを軌道に乗せる様子も、
この本のもう一つの楽しみとなっています。
40歳以上の方に特に楽しめる本ではないかと思います。
『ライブハウス「ロフト」青春記』
ライブハウス新宿ロフトの店主(新宿以外にもロフトはあったみたいですが)の平野悠氏が綴る、
ライブハウス「ロフト」の歴史および70年代から80年台を中心とした日本のロックの歴史。
アウトサイダー的な位置づけであったロックが、
音楽界のメジャーシーンへと拡大していき、
その後音楽ビジネスに取り込まれていく大きな流れ。
その中で、メジャーになることなく消えていく多くの才能ある若者。
これらが渾然一体となって描かれており、
ぐいぐいと引き込まれてしまいました。
日本で初めてとも言えるライブハウス「ロフト」を立ち上げ次々と店舗を拡大し、
ロックの最前線をミュージシャンと共に引っ張ってきた様子は、
ベンチャービジネスのサクセスストーリーにも似た味わいがあります。
GoogleやFacebook関連の本を彷彿とさせるような、
初期の混乱状態から経験を積みビジネスを軌道に乗せる様子も、
この本のもう一つの楽しみとなっています。
40歳以上の方に特に楽しめる本ではないかと思います。
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