私のFX歴（２）：２年目は大もうけ、そして税金の高さにびっくり

FX１年目で受けたパリバショックによる大損の教訓から、
慎重な取引へと変化してきた２年目。

世界的に利下げムードになってきており、
豪ドル円もピークの１００円台から下落してきて、
９０円付近で推移していました。

この時は豪ドルの戻りを期待して押し目買いをしたのですが、
マット今井さん（今は国会議員）のラジオ番組で、

「オーストラリアはこれから利下げしていくので、
まだまだ上がれば売りの“モグラたたき作戦”が有効」

と解説しているのを聴きました。

そこで、買いポジションを整理し逆に売り建てたところ、
これがズバッと大成功。

豪ドル円の下落に乗って、利益がどんどんふくらみました。
結局その年は数百万の利益をあげ、至福の時を迎えました。

ところが迎えた年明けの確定申告。
この当時は相対取引をしていたため、
FXの利益は雑所得としての申告でした。

もともとの給与収入へ雑所得が加算されての課税ですので、
税率が高く、支払う所得税の高さにびっくりしました。
（現在は分離課税なので当時とは状況が異なります。）

さらに、その後やってきた住民税もすごい額で、
おまけに当時もらっていた児童手当までが、
所得制限を超えて貰えなくなってしまいました。

このような税率の高さに懲りて、
翌年からは源泉分離２０％課税のくりっく３６５へと変更したのでした。

私のFX歴（１）：１年目は円キャリーとサブプライム
私のFX歴（３）：くりっく３６５へ移行、そしてクロス円からドルストレートへ

タグ：くりっく３６５ 税金 FX