私のFX歴（１）：１年目は円キャリーとサブプライム

私のFX取引は、オリックス証券のデモ取引からスタートしました。

デモで慣れてきたところで、１万通貨コースへと進み、
そこで１０万円の利益を上げるまでは取引額を増やさないと決めていました。

しかし、当時は円キャリートレードが盛んな頃で、
ユーロ円の買いで１０万円の利益は軽く達成し、
次に１０万通貨コースへとステップアップ。

そこでもユーロ高がどんどん進み、利益は３００万円以上に。

当時は下がれば買いというスタンスで、
押し目買いの指し値をどんどん入れていました。

そんな状態で買い指し値を複数入れたまま、
７月後半に夏の旅行に出かけました。

そこで起こったのがサブプライム問題。
宿泊先でテレビを見てびっくりです、
ユーロがめちゃくちゃ下がっているではありませんか。
（このときはパリバショック。リーマンショックはその翌年。）

４泊５日の旅行をしていたのですが、
毎晩テレビを見ながら冷や汗が出たのを今でも思い出します。
当時はモバイル取引できる環境ではなかったので、
旅行中は全く打つ手なしでした。

旅行から帰って取引画面を開くと、
そこには押し目買いとして入れた指し値が次々と約定し、
利益がすっかり吹き飛んだ結果が残されていました。

その年の後半は２００万円ほどの含み損を抱えユーウツな毎日。
当時の感覚ではとてつもない損失額でした、
今はこのくらいの損失でビクともしませんが・・・。

しかし、年末には何とか損失を取り返すことができ、
私のFX１年目は、若干の損失で終了となりました。

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